日高 潤子

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氏 名
日髙 潤子(ひだか・じゅんこ)


役 職
代表取締役
カウンセラー・講師


学 位
日本女子大学大学院 人間社会研究科心理学専攻 博士課程前期修了 修士(心理学)

資 格
臨床心理士(認定No.4127)
ソマティック・エクスペリエンシング認定プラクティショナー
A Course in Miraclesファシリテーター



おもな経歴
1988.4~1995.3
医療法人有隣会伊敷病院(精神科)にて心理職として勤務し、個人カウンセリング、デイケアなどを行う。

1995.4~1998.3
山梨県立看護短期大学(現 看護大学短期大学部)にて心理学系の助手として勤務。

1998.4~2001.3
文部省(当時)スクールカウンセラーとして、山梨県内の小中高等学校のべ4校で活動すると同時に、2000年は日本女子大学西生田カウンセリングセンターにて大学生を支援する非常勤カウンセラー。

2001.4~2012.3
目白大学人間学部心理カウンセリング学科および目白大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻(臨床心理士養成第一種指定大学院)にて専任講師のちに准教授として心理学教育に従事し、臨床心理士養成にも携わる。

2012.4~現在
東京都渋谷区恵比寿にてカウンセリングルーム・フィーレストを経営し、カウンセリングを提供。

2013.3~現在
数年の『A Course in Miracles』独学を経て、2013年3月よりCRS代表の香咲弥須子氏に師事。2014年1月より『A Course in Miracles』クラスを月1回開催するとともに、臨床に生かしている。


主なカウンセリング技法または得意なアプローチ

うつ、パニック発作などの心身の症状、家族の問題や人間関係の悩みで苦しむ方々が本来の自分を思い出し、つながることを手伝っている。

悩みに共通しているのは「過去の出来事が現在の自分を苦しめている」という知覚である。このエゴの知覚を対話で変えようとするのではなく、身体経験を通して「今」に戻るという方法をとっているのが特徴である。

セッションでは、恐怖や苦痛に飲み込まれないようサポートしながら、今ここで起こってくる身体感覚に気づき、感じ切り、経験し尽くしていただく。それはたとえば、過去に大切な人を失ったときがまんして泣かなかった方が、悲しみや怒り、胸の痛みを感じながら涙を存分に流し終えたとき、長年の身体のこわばりや怖れがあとかたもなく消えていった・・・というようなプロセスである。

それにより、未完了であった自然な心身のプロセスが完了し、過去が過去となる。

体験者の「ただここに在るという感じがする」「初めて安心を感じている」「頭の中が静かで考えがやんでいる」などの感想は、コースの言う「あなたは過去だけを見ている」という知覚から抜け出し、「過去はあなたに触れることはできない」という真実に触れる経験だと言えるのではないか。